蓮の池で
おっちゃんが、池で何かすくっていた。
メダカだった。
尋ねると、家で飼うそうだ。うちの実家の母親と同じだ。
小さな生き物をめでる気持ちって、国が違っても同じなんだなあ、って
しみじみ思った。
緑が多い町
高雄は台湾第二の都会だけど、街中は緑もあり、とてもきれい。
南国の日差しに照らされた緑は、しっとりしていてきれい。
台湾で地下鉄に乗る時は要注意
車内では飲食禁止です。ペットボトルの水を飲むのもNGです。
キティちゃんが見つめる車内で、よびかけられています。
高雄85ビルの宿には注意
高雄85ビルは、町で一番高いビルらしく、とっても目立つ。
宿は、そのビルの中にある、いわゆるビジネスホテルで、
中にはキッチンもあった。
もともとはレジデンスとしてつくられたものの、
部屋が余ったので、宿貸ししているのかな、という感じ。
この宿、事前にHotels.comで予約し、お金も払っていたので
(3000円位)、泊まる私としては全く心配はなかったものの、
日本から初めて訪れる人には、注意が必要だ。
まず、①入口がわかりにくい。
大通り沿いのビルの入り口は、販売店が入っていて、そこからはホテルにはいけない。
一番わかりやすい入口なのに、全く別の場所なので(しかも夜だと店も閉まっている)
まずここで迷う
②入口が見つかっても、そこからすぐには宿につかない
何しろ、いろんなテナントが入る雑居ビル。
以前、上海で仕事していたとき、会社が同じような雑居ビルの一室だったので
なんとなく「ああ、おんなじ感じだなあ」と思って、余裕をもって見ていたけど
これ、初めてきたひとは、迷うだろうな、という造りだった。
・まず、20数階まで、エレベーターであがる。
・そこで、大きなロビーのようなところで、ビジネスホテルの受付ブースを探す。
・受付ブースがいつもあいているわけではない。
私の場合、不在でカギがかかっていて、立って待った。これは疲れた。
・チェックアウトのときも、窓口は空いてなくて、ポストのようなところにカギを入れた。
事前に料金を支払っていたので不安はなかったけど、これ、後払いにしていたら
不安だろうな、と思う。
そんな、日本とは違う、ある意味適当なところが、いかにも中華圏らしくて
まあ、許容範囲だけど、きっと慣れていない日本のひとは不安だろうなと思う。
まあ、3000円台で、高層階で、個室で、
タオルもあって、wifiも冷蔵庫もあるなら、十分だけど。
なお、翌朝、その”ポスト”のようなところにカギを入れて建物を出ようと
エレベーターに乗ろうとしたら、ホールに、
パンツ姿の裸の男が現れた! なんか、とってもあせっていた。
これって、どういうこと? 女から逃げてきたの?
東大阪 八戒でスパイスカレー
昼ごはんに、東大阪の有名カレー店、八戒に行った。幸い空いていて、すぐに座れた。名物の麻婆豆腐カレーとエビカレーのあいがけを頼んだ。麻婆豆腐カレーはぴりっと効いた八角とクミンの味に、カレー粉が合いまった、シャバシャバ系のカレーで、さらっとしていて食べやすい。
もう一つのエビカレーは、夏野菜も入っていた。キュウリ、ナス、トマト、玉ねぎ、そして衣をつけて揚げたエビ。これはまた、デカイ。三匹入っていた。
エビカレーはわりとサッパリしていて食べやすく、麻婆豆腐カレーとちょうど半々にご飯にかけられていて、なかなかのボリューム。食べ始めると一気に汗が吹き出る。それにしても美味い。東大阪を代表するスパイスカレーの店だと思う。
快適
高雄は都会で、地下鉄も通っていて、とてもシステマチック。
乗り換えして、宿の最寄り駅「三商都」へ。
駅を降りると、ショッピングエリアらしく、百貨店があちこちに。
そごうも。おおっ、日本ではそごうは、存在感が随分薄くなったけど
ここ台湾でがんばってるんだな、と思うと、ちょっとうれしい。
で雨の中、夜市へ。いろんな屋台があって、迷った末、
やはり台湾南部、ということで、ルーローファン。
いやー、ひとり飯でも、こんなうまい飯が食えるのは幸せ。
勢いで、タンツーメンも食った。これもうまい、いやー、腹いっぱい。
もう食えない、って思いながら、宿へ。
宿は、高雄一高いビル「85ビル」にあるので、迷うことなく一直線で。
それにしても、いろんなことを満喫、満喫。
これだけ多種多様なことを、ひとり旅行で、自分でアレンジしてできるのって、
やっぱ台湾だから、ってこともあるんだろうな、と思う。
本当に、旅行しやすい。快適。